男だけでディズニー行ったら普通に楽しかった件

皆さん

ディズニー行った事ありますか?

関東民の人は大体行った事あるはず(たまに関東住んでて、1度もディズニー行った事ない人いるらしい)

そんなディズニーですが

【男だけでディズニー行くのはちょっとアレ】

みたいは風潮ありません?

【女だけでディズニー!】

は許されるのに、何故男だけでディズニーは敬遠されるのでしょうか?

そんなわけで今回は!

僕が男だけでディズニー行った時の事を書き記します!

まず僕が男だけでディズニー行ったのは、今から遡る事7年前

19歳の時です

当時の僕は恋人すら1度も出来た事がなく

大学以外の時間は、友達と遊ぶかバイトをして生活費を稼いでいました

そんな虚無生活をしている時、大学の飲み会で

と発言した輩がいるのです

(いや、このグループ、女性比率0やし男だけで行く事なるやんけ)

と考えていると

「男だけでディズニー行くの結構楽しいよ、前も男だけで行った事あるし」

輩はそう言ってきた

この輩、イケメンなのに女性としか遊ばないクズ男とは違い、僕らみたいな日陰者の男達にも分け隔てなく関わってきてくれた

そして今回もディズニーへ誘ってくれたのだ

そんな心までイケメンの誘いを無下にしていいのか?

否、断じてそんな事をしてはいけない

周りの奴らも同じ事を思ったのか、皆二つ返事でディズニーへ行く事が決まった

男5人でディズニーが決まった瞬間である

・ディズニー前日までの高揚感

飲み会から数日経っても高揚感は消えない

皆のバイトの休み希望の関係で、ディズニー当日は1ヶ月も先なのだが落ち着かない

それもそのはず

僕は大学に入学してから一年半も経っているのに、大学生活でディズニーへ1度も行ってなかったのだ

関東の大学生なのにだ

そんな奴がいきなりディズニーへ行く事になったのだから、ソワソワしてしまうのも頷けるだろう

何か行動しなくてはと思ってまず手を出したのが

新しい服を買う事だった

僕は服に対してあまり興味がないファッションセンス0のキモオタだったが、その考えのままディズニーへ行くと周りの人にも迷惑をかけてしまう事に気付いた

なので大学が終わった後に、友人とショッピングモールで服を新調した

金が無い僕からしたら少々高い服だったが、ボロ切れになっても使い続ける気持ちで何とか己を納得させる

ただ服を買っても高揚感はまだ収まらない

バイトの時もソワソワしていた僕は、バイト仲間から

「何か良い事あったんすか?」

と言われるくらいだった

聞かれる度に

「ディズニー行くんすよ!男だけで!」

と返していた僕の姿はバイト仲間からどうゆう風に映っていたのか知る由もないが、若干変な奴だと思われてそうだった

・ディズニー当日

久しぶりに早起きをして、朝の寒さに怯えながら体を起こす僕

時刻は5時だ

何故ここまで早起きする必要があるのかというと

言い出しっぺのイケメンが「開園前にはゲートの前で待機したい」と申し出たからだ

キラキラした顔でそんな事を言われては、従う他ない

5人の中で1番田舎に住んでいて、ディズニーまで片道2時間掛かる僕は必然的に早起きになったのだ

布団から出た僕はまずシャワーを浴びた

神聖な場所へ赴く前の信者のように…

シャワーを浴び終えると新調した服に袖を通し、いつもより念入りにヘアアイロンで髪を巻き巻き

男だけで行くとはいえ、出来うる限りマトモな容姿にするのがマナーな気がしていたからだ

そして全ての用意を完了させた僕は

電車へ乗車

長い長い旅路のお供は、グループラインの他愛もない会話の返信と、ディズニーのアトラクション調査だ

特にディズニーのアトラクションに関しては、ほぼ知識0だったので教材のようにホームページを熟読した

そんなこんなで集合場所である舞浜駅へ到着

・いざ園内へ

開演前に並んだ事もあってか、最初の方は待ち時間ほぼ0でアトラクションに乗りまくれた

今思えば、イケメンは皆が退屈しないように開演前に待機する事を申し出てくれたのかもしれない

だとしたら人間としての品位が高すぎて恐ろしい

ジェットコースター系のアトラクションは後半乗る事になっていたので、最初はジャングルクルーズ的な誰でも乗れるアトラクションを乗り漁っていたのだが

園内突入から1時間半後、事件が起きる

アリスのティーパーティーに二手に分かれて乗る事になったのだが

僕は車酔いが激しいので、一緒に乗る子に「お願いだから全力で回すのは勘弁して、吐いちゃう」と忠告していたのだが

もう片方のグループは事前にそんな事を話していなかったので、開始早々ありえないスピードで回り続けていた

そんな恐怖映像を見ながら呑気に過ごしていると、僕のペアも本気で回してきた

「何やってんだよ!嘘つき!」

と叫びながら全力でハンドルの回転を止めようとする僕

だがすぐに三半規管がヤラれた僕は、途中から廃人になった

グルグル回転する視界の中、更に高速で回り続けるコーヒーカップがチラホラ映り続ける

そして、地獄の時間が終了

全力で回したパートナーに文句を言う気力も無い僕は、一先ず近くのベンチで吐き気が収まるのを待つ

すると、ゾンビのような人間が隣に座ってきた

ゾンビだと思った物は、もう片方のグループで高速回転し続けていた友達だった

喋る気力もない僕ら2人を見守る残り3人

3分後、僕とゾンビはトイレに向かった

寒かったせいもあり僕の尿道からはホカホカのお小水が放出された

もう1人のゾンビは個室に駆け込み、速攻で吐いた

もう物凄い勢いで吐いていた

このゾンビ、前にも飲み会で食い過ぎたせいで吐いた経験がある強者

嘔吐が日常と化しているのかもしれな

その後、ゾンビと僕が戻ると

流石にゾンビの嘔吐報告を聞いて申し訳なくなったのか、1度レストランで休憩する事に

と言っても僕とゾンビは未だに気持ち悪かったので、ジュースを飲む以外はポテトを軽くつまむ程度だった

1時間近く休憩をして、再びアトラクションへ向かう僕達

そんな時、女性2人組から声を掛けられる

「写真撮って貰っていいですか?」

そう言われて写真を撮っただけなのに、謎に嬉しかった

(イケメンにだけ話しかけたのかもしれないが、そんな野暮な事は考えないようにした)

そして残りのアトラクションを消化していると、空がオレンジに輝き出した

あっという間に夕方だ

残りの時間的にジェットコースター系に乗る事になった

僕自身、絶叫は結構好きなのでディズニー程度のジェットコースターでは全くビビらないのだが

イケメンとゾンビは結構絶叫が苦手だったようで

並んでる最中から顔色が悪かった

だが残りの3人が乗りたかったので、ビックサンダーマウンテン・センターオブジアース・スプラッシュマウンテン、全てに付き合って貰った

何て優しい2人なんだ

スプラッシュマウンテンであんなにビビれる男が身近に2人もいたのは驚いたし

この後の人生であんなにスプラッシュマウンテンでビビる人には会えないと確信した

その後は閉園の時間までパレードを見て過ごした

イケメンが《ワンスアポンア何とか》

は絶対見たいと言っていたので

初めから終わりまで見た

なかなか綺麗だった(小並感)

・男だけのディズニー終了

朝から晩までタップリ楽しめました

【ディズニー行く時は女性が一緒じゃないと楽しめない】

なんて事は全くなかったです

ってわけでね

行く相手がいる人は、ガンガン男だけでディズニー行こう!

カップルばかりの雰囲気を塗り替えるのだ!

ではまたノシ

  • 9harunasubi9
  • 既婚28歳ウサギ飼い。。。
    趣味はゲームしたり漫画を読む事です。。。
    4000万の住宅ローンを背負ってます。。。
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