グループワークで青春が始まりそうだった話
皆さん
グループワークの経験ありますか?
僕は大学時代に、割と頻繁にありました
ってわけで今回は!
グループワークで青春が始まりそうだった話を書き記そうと思います
まず知らない人の為に説明しますが
グループワーク:友達や知らない人と一緒に、同じ課題のクリアを目指す物
となってます
当たり前ですが、コミュ障だと結構辛いです
僕は大学入学当初
今以上にコミュ障だったので、このグループワークを避けるように講義選択してました
しかし大学2年生になった頃
(このまま嫌な事から逃げ続ける人生は嫌だ!)
と思うようになり、グループワークがある講義を積極的に選ぶようになりました
最初は怯えながら参加してましたが、意外と普通の講義より楽しい事に気付いたのです
一人で講義を聞いて教科書やノートにメモるだけの時間を過ごすより、同年代の人達でワイワイ盛り上がりながら課題を達成する方が
遥かにやり甲斐ありました
グループワークの良さに気づいた僕は
大学4年生の時
わざわざ休みの日を潰して、単位に全く関係ない就活対策のグループワークを受講しました
コレが朝から晩まであったのですが
グループのメンバー(全員初対面、学部もバラバラ)と意気投合し、充実した1日を過ごせました
そして解散の時間になったのですが
グループで一番陽キャらしき男が
「せっかくなんで、このメンバーで飯行きません?」
と言い出した
この男、ナイス過ぎる
何故なら僕らのグループはこの男と僕を除いて、女子が3人
彼女に振られ、虚無に満ちた毎日を過ごしていた僕にとっては
非常に有難い提案だった
僕は勿論参加する意思を伝え、気になる女子3人だが、、、
全員参加するとの事だった
ありがとう陽キャ男
〜近くのファミレスへ移動〜
普段、男だけのグループでしか飯を食っていなかった僕は
男女混合で飯を食うだけで楽しかった
女子に話しかけられるだけで嬉しがるキモオタと同じ思考である
同年代という事もあり、かなり盛り上がった
2時間ほど経過して解散、、、の前に
また陽キャ男が
「楽しかったんで、今度皆の都合が合う日に呑み行きませんか?てかグループLINE作りましょうよ」
と言い出した
この男、僕の心を見透かしたような有能さ
そういえば飯食いながら、最近彼女と別れた云々言ってたので、僕と同じ気持ちを抱いていたのかもしれない
(女友達を増やしておかないとヤバい)
とね
有難い事に全員次の呑み会に参加する事になり
グループラインもその日は大いに盛り上がった
~そして呑み会当日~
3人いる内、1人の女子が急用で来れなくなったが他の4人は無事揃った
学生御用達の激安居酒屋に入り、男2:女2の合コン配置で呑み会を楽しんだ
ここで女子2人がどちらも彼氏いない事が判明
少しだけ
少~しだけ喜んでしまった(2人とも結構可愛かったので)
途中、陽キャ男とトイレ行った時
「なかなか良い雰囲気だね、席戻ったらカラオケ提案するから同意してくれない?俺一人暮らしだからワンチャン狙いたい」
と真っ直ぐ伝えられ
(あぁコイツ、、、やはり性欲の塊だったか)
と思いつつ、頷いた
トイレから戻り、カラオケを提案する陽キャ男!
全力で同意する僕!
呑み会終わったら帰宅する事を告げる女子2人!
現実は甘くないですなぁ
女子が来ないので僕ら2人もカラオケに行かず、呑み会後は直帰する事になった
で、ここで更に陽キャ男はぶっこんだ
「またこうして呑み行きたいですね、やっぱり他学部の話聞いてると面白いし、就活の情報交換もしたい」
こいつ、もう「どしたん?話聞こか?^-^」君じゃないか
言葉の節々から、我慢汁が溢れておられる
ただ顔が結構イケメンなので、そこまでキモい感じはしなかった
やはりこの世は顔、顔が良ければ大抵の事は許される
女子達も
「絶対また行きたい!セッティングお願いします!」
とデカめの声で言ってきた
それにご満悦な陽キャ男は
「じゃあ、次はハルナスビ君がセッティングしてくれ、頼んだ」
と言ってきた
呑み会のセッティングは非常に苦手なのだが
これまでの予定は陽キャ男が全部やってくれたので、断るわけにもいかず引き受けた
〜2週間後〜
グループラインで次の呑み会の提案をする僕
陽キャ男からは、すぐに参加希望の返信が来たが
他の女子からは、時間を置いて不参加の返信
(あ、皆忙しいんかな〜)と思い
【全員空いてる日に調整したいので空いてる日教えて下さーい】
と投下したが
「忙しくてしばらく空いてる日ないです」
的な返事が女子3人から返ってきた
(ん?風向きヤバくないか?)
そう思っていたら陽キャ男まで
「ん〜、皆忙しいみたいだし、一旦保留でいいんじゃない?」
と言い出した
だ〜から嫌だったんだよ呑み会のセッティングするの
断られた時めちゃくちゃ悲しくなる
そしてこの頃の僕は、社交辞令を全く理解していなかった
「今日は楽しかったです!」
「また呑み行きましょ!」
女子達のこういった言葉を、そのまんま鵜呑みにしていた
だからこそ
女子全員に断られた時はショックが大きかったのだ
挙句の果てには、陽キャ男にまで切り捨てられたのだから泣ける
~半年後~
僕はこのグループLINEをひっそり退会した
使わないグループラインを残しとく意味無し
それに無駄に思い出して傷つくのは嫌なのだ
ってわけでね
グループワークで青春が始まりそうだった話
でした!!!
そんな簡単に青春は始まらないのです!!!
ではまたノシ