旅行先で知らないオッサン達に酒とキャバクラを奢ってもらった話

皆さん

旅行行きますか?

僕は年に一回くらい行きます

まぁ、よほどの金持ちじゃない限り頻繁に行けないですよね

だからこそ、旅行はめちゃくちゃ楽しいイベントなのだと思います

ってわけで今回は!

僕が男友達と二人で函館旅行に行った時、知らんオッサンに酒とキャバクラを奢ってもらった話を書き記します!

まず、何故函館旅行に行ったかというと

大学四年生で卒論も就活も終わり、暇だったからです(笑)

一緒に旅行に行った友人も、僕と同じで暇してました

〖大学生は暇〗

と言われても言い返せないレベルで暇でした

そして旅行に行った時期は夏です

知らない人もいらっしゃるので説明しとくと

夏の北海道旅行は冬に比べて格段に安いのです

寒さを売りにしている地域なので、当たり前っちゃ当たり前ですが

羽田空港から函館空港に降り立ち

昼間の函館観光を楽しみ <詳しく書きませんが、函館観光楽しかったです、人の数も丁度良くて店員さんも優しい人ばかりでした>

夜になりました

小一時間探し回り、一軒の小さめの居酒屋へ入店

そこからは北海道のグルメを味わい、酒を飲みながら男二人でくだらない笑い話を重ねました

~30分後~

二人で寂しく盛り上がっていたら近くに座っていたオッサン達(二人)が

「君ら、どっから来たの」

と話しかけてきました(以下、オッサンA・B)

いきなり話かけられてビックリしましたが

酔いが回っていた事もあり

僕「埼玉のド田舎からっすよ~」

と普通に返答しました

そしたら

オッサンA 「おー俺らも出張でたまたま函館来たんよ~。君ら北海道のグルメはちゃんと食べた~?」

友達「まあまあ食べましたよ~」

オッサンA 「おー、そうかそうか。この店の牡蠣とかは食べた~?」

僕「一個食べましたよ~、美味しかったです(笑)」

オッサンA「おーそっか、一個だけか~、もっと食べなよ~」

オッサンB「この子達多分学生だからそんなお金ないんだよ~」

オッサンA「な~るほど、じゃあオッサンBが奢ってあげればいいじゃない(笑)たくさん金持ってんだから(笑)」

友達「え!?!?そんな!?!?」

オッサンB「えー!俺ー!?!?オッサンAもたくさん金持ってるじゃない~(笑)」

オッサンA「いやいや~オッサンBには敵わないですよ~」

オッサンB「またまた~調子良いんだから~、よし分かった 俺が全部奢るから君ら好き放題食べな!」

僕「えええええ!!??さすがに出会ったばっかの人に奢ってもらうのは申し訳ないですよ!」

~10分後~

オッサンA「君らよく食べるね~良い事だ(笑)」

友達「アッハッハッハ(笑)オッサンBのおかげですよ~一個千円もする牡蠣をたくさん食えて幸せです~!」

オッサンB「やっぱ牡蠣は良いよ、うん。」

~更に30分後~

オッサンB「俺とオッサンAでこれからキャバクラ行くんだけどさ~、君らもキャバクラ行かない~??」

僕「いや、そんなキャバクラなんて行った事ないですし~凄い高い印象ありますし(笑)」

オッサンA「行った事ないなら尚更行った方がええよ!お金はオッサンBが全部払ってくれるから(笑)」

オッサンB「えーまた俺~(笑)まあいいけどさ」

友達「え~、それじゃ甘えちゃっても良いですか?」

オッサンB「勿論勿論、あ、マスターお会計」

そしてオッサンBは4人分の呑み代をサラっと払いました

マジで金持ちだったのだと思います

キャバクラの場所は居酒屋から近かったのですが、オッサン達がめちゃくちゃ酒に酔ってて千鳥足だったので、なかなか到着しませんでした

~15分程でキャバクラに到着~

オッサン達は前にも来た事があるらしく、常連の如く入店しましたが

僕らはキャバクラ初心者だったので、オッサンの後ろに隠れながら入店しました

恐る恐る店内に入ると

ドラマで見た光景がありました

無駄にキラキラした明かり、高そうな椅子、露出の多い衣服に身を包んだキャバ嬢

テンプレでした

オッサン達と一緒の席に着くと

すぐに男性スタッフがドリンクの注文を聞きに来て、その後キャバ嬢二人が僕らの席に着きました

来てくれたキャバ嬢達なのですが、、、

お世辞にも可愛いとは言えませんでした

ハンペンみたいな顔した女性と、トーテムポールみたいな顔した女性です

どっからどう見ても可愛くありません

しかし面と向かってチェンジして欲しいと言えるはずもなく、渋々会話する事に

ハンペン「私こうみえて大学生なんですよ〜!よく意外って言われます〜!」

僕「へ、へぇ、、、確かにキャバクラで働いてそうには見えないですね(色んな意味で)」

友達「俺らも大学生っすよ〜。仲間っすね〜。(棒読み)」

オッサンA 「おーかわええやんけ!今日はよろしくなぁ!」

ハンペン「よろしくお願いしますー!あ!もう飲み終わってる!追加のお酒持ってきます〜!」

トーテムポール「おじさん達は何で函館来たの?」

オッサンB 「俺らは出張だよ出張!遊びで来てるこの子達が羨ましいよホント〜」

トーテムポール「それはお疲れ様です〜、ジャンジャン飲んじゃって下さい〜、そうだ!おつまみ欲しくないですか!?欲しいですよねー!!今持ってきます〜」

軽い接客を終えたハンペンとトーテムポールは二人ともカウンターへ向かいました

その時、オッサンAがポロッと

「あんま可愛くないなぁ、特にハンペンちゃん、顔デカすぎやろ」

この場にいる全員が感じていたであろう事をサラッと言いました

そして帰ってくるハンペンとトーテムポール

ハンペン「皆で何話してたんですか〜?笑」

オッサンA 「ん?この店なかなかええなって話しとったよ〜!そういえば今日は女の子少ないと思うんやけど、気のせいかぁ?」

トーテムポール「今日平日なんで少ないんですよ〜、だから私達以外も三人しかいなくて〜、その三人もアッチのお客さん達に付いちゃってるんですけど〜」

その言葉で、アッチのお客さん達に付いてるキャバ嬢を見る大学生二人とオッサン二人

全員(アッチのキャバ嬢も可愛くねぇ…)

皆そう思ったであろう事を肌で感じられた

そこからは他愛もない話で盛り上が、、、らなかった。オッサン二人の話はなかなか面白かったのだが、ハンペンとトーテムポールの話が絶望的につまらない

僕らは頑張って相槌を打っていたが、途中から苦痛になってきた

そんな空気が流れる中、急にクソでかミュージックが流れ出した

!?!?!?!?

トーテムポール「うちの店自慢のダンスの時間です〜、お客さん達も手拍子して下さいね〜!」

そう言い残してステージに向かうハンペンとトーテムポール、遅れて別席のキャバ嬢トリオもステージに上がった

♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫ ♪ ♫

流れてきたのはAKBの曲だ

誰もが知ってる曲を踊り出すキャバ嬢達

うむ、

(ダンスも別に上手くないな)

そしてダンスタイムも終わり、ひたすら酒を飲み他愛もない話をする時間が流れる

僕らの帰りたいオーラを汲んでくれたのか

オッサンB 「じゃあ俺らそろそろ帰ろっか!君らも明日観光あるだろうしね!」

ベストタイミングすぎる、実際帰りたかった

トーテムポールが持ってきた伝票には

ご請求額 ¥20,000

と記載されていた

タッケェーーー!と思ったが、オッサンBは当然の如く奢ってくれた

さすが金持ち、凄い

そして店を後にした僕らはタクシーを拾う為に、大きな通りまでブラブラ歩いた

歩いている最中の会話は主に「あの店良くなかったなぁ」これに尽きた

オッサン達によると、以前来た時は可愛い子も居たらしい

タイミングが悪かっただけだろうか?

友達が途中で「オッサン達、風俗とかも奢ってくれるんじゃね?」と舐めた事をコソコソ言い出したが、さすがに申し訳ないのと素人童貞になりたくなかったので黙らせた

~タクシー到着~

オッサン達は最後まで酔い潰れていたが、終始良い人達だった

別れのタクシーに乗る時も、奢ってもらったお礼をしたが

「良いの良いの!あんくらい!君らも残りの旅行楽しんでね!それじゃ!」

そう言い残して消えていった

僕らもタクシーに乗り込み、ホテルまでオッサン達の素敵さを語りあった

途中から友達が、タクシー運転手にオススメの風俗店聞きまくったのはビビった

(タクシー運転手も意気揚々と答えてておもろかった)

そんなわけでね!

旅行先で知らないオッサン達に酒とキャバクラを奢ってもらった話でした

貴重な思い出が出来て良かったけど

今考えると危ない事してたので、真似しちゃダメだぞ!

ではまたノシ

  • 9harunasubi9
  • 既婚28歳ウサギ飼い。。。
    趣味はゲームしたり漫画を読む事です。。。
    4000万の住宅ローンを背負ってます。。。
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