社長令嬢と付き合ってた時の話

男性の皆さん

社長令嬢と付き合った事ありますか！？

多分ほとんどの方はそんな経験無いと思います

だって社長令嬢なんて見かける機会滅多にありませんよね？

ほとんどの親世代は労働者として働いているのですから、自然と社長令嬢のレアリティは上がります

しかし！

僕は偶然にも！

社長令嬢と付き合った事あります！

(約4ヶ月で別れてしまいましたが)

そんなわけで今回は！

社長令嬢と付き合ってた時の事を書き記そうと思います

一応最初に説明しとくと

僕と社長令嬢は大学生の頃に自然な出会いで付き合う事になったので、金目的じゃありません

社長令嬢と出会った頃から、親が会社の経営をしている事は何となく聞いていたのですが

所謂【金持ち自慢】みたいのは一切された事がありませんでした

(自分用の車があって良いなぁ)とは思いましたが

縁があって付き合うようになってからも

デートの内容は普通のカップルと同じでしたし、社長令嬢である事など僕は忘れかけていました

それくらい社会に馴染んだ社長令嬢だったのです

しかし交際から1ヶ月経過した頃、社長令嬢の家へ遊びに行く事になりました

その時初めて

社長令嬢の凄さを体感しました

まず社長令嬢の家は、遠くから見ても豪邸なのが分かりました

いざ敷地に入ってみると

もう庭がめちゃくちゃ広く、ピクニック出来そうでした

そして駐車場には何台も車が停められており、ハリウッド映画のワンシーンみたいだと感じました

本命の家ですが、間近で見ると庶民が暮らす家とは比較にならない程デカいです

僕は貧乏一家に産まれた事もあって

友達の家へ遊びに行く度に(広くて良いなぁ)と感じていたのですが、コレはもう別格でした

家というより要塞に近いです

恐る恐る家の中へお邪魔、、、

とりあえず手を洗う為に洗面台へ行きましたが、ここで更に庶民との違いを感じました

洗面台が大きいのは勿論なのですが

何と後ろに男性用トイレがあったのです！

普通の家庭ってトイレは男女共通であり、男性用のトイレなど設置しませんよね？

しかしこちらの家庭には、お店で見かける男性用トイレが設置してあったのです！

その後、社長令嬢の部屋へ案内してもらったのですが

僕が実家で暮らしてた4畳程の子供部屋とは大違いでした

15畳程ある部屋の中には、クソでかベッド、クソでかTV、クソでかタンス等、とにかくクソでかグッズが置かれていました

(う、羨ましい)

と思いながらも部屋で談笑する事、小一時間

「親が昼飯作ったらしい、食え」

と言われリビングに案内されました

予想はしていたが、、、

………広すぎる

30畳程あるリビングには、クソでかソファー、クソでかテーブル、クソでかこたつ、クソでかTV等、またもやクソでかグッズが置かれまくっていました

あぁ、世界が違い過ぎる

こんな広いリビング、見た事ないわ

昼ご飯を頂いてる時、社長令嬢の親から

「娘とはどんな感じ？」

と聞かれたので

「結婚を前提に付き合っております！」

と元気良く答えました

そしたら嬉しそうにしてたので

（結婚までノンストップで突っ走ろう）

そう思えました

(その後結婚宣言も儚く、すぐに別れる事になるのですが)

昼ごはんを頂いた後は、社長令嬢の家で飼っている猫と戯れました

家が広いからか猫が縦横無尽に駆け巡っていて、見てて気持ち良かったです

その後

社長令嬢の部屋で映画を見たり昼寝をして

外も暗くなってきた頃

「夕飯もどっか好きな所で食べて行きなさい」

と社長令嬢の親に言われ

何やら謎のファイルを見せられました

ファイルの中を見ると

飲食店の株主優待券が

えげつないほど収納されていたのです

昔、金持ちの親戚からマクドナルドの株主優待券を頂いた事を思い出しました

金持ちはやっぱり株やるんやね

社長令嬢が近くにある焼肉屋さんの株主優待券を引っ張り出し、いざ行く事へ

最初は

（タダで焼肉食わせてもらうなんて申し訳ないしなぁ、遠慮しとこ）

と思ってたのですが

普段焼肉なんて食う機会が無い僕は途中で我慢出来なくなり、普通にたらふく食ってしまいました

あぁ、意志力が弱い

焼肉を食べた後は特にやる事もなかったので

すぐに解散しました

社長令嬢は家へ

僕は元の世界へ帰りました

いや～社長令嬢の凄さを感じられる1日でした

この後も別れるまでの間

何回か社長令嬢の家には行ったのですが

初見のインパクトが大きすぎて、2回目からは特に緊張しませんでした

ってわけでね